株式会社セントラルユニ

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セントラルユニは「大切ないのちを守る、環境づくりのお手伝い」をミッションに掲げる、総合医療設備メーカーです。 「つかう人を、つくる人に」をコンセプトに、医療環境に関することや私たちの事業、社員について“思い”を込めてお届けします。

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  • 病院づくりのお役立ち情報

    病院づくりや病院設備、医療機器に関わるお役立ち情報記事をまとめています。

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    病院建築計画に関わる、知ってトクする情報お届けする「病院づくりの知っトク!」記事をまとめています。 「こんなはずじゃなかった」と後悔しないための病院づくりのポイントをお届けしています。

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理想の多目的ホールを思い描く。空間コンセプトを共創した話

病院という施設は、家や会社とは異なり非常に様々な人が利用する場所です。それゆえに、どんな空間が喜ばれるのか、どうしたら選ばれるのかを考えるのは難しいかもしれません。 山口県にある脳神経筋センターよしみず病院(旧 昭和病院)では、移転新築に合わせてつくる多目的ホールをどのようにデザインすればよいか悩んでいました。 理想はあるけど、どうやって形にすればいい? 多目的ホールは、病院で働くスタッフの休憩などのほか、地域の人々にも開かれたイベントスペースにするなど、病院内外で利用す

    • バズった記事を分析してみました~note開設1周年 番外編2~

      数か月前のことになりますが、noteを運営していて初めて記事が「バズる」経験をしました。自分たちなりに「なんでバズったのか?」という理由を分析してみました。 きっかけ:「#今日の注目記事」に選んでもらった「そうだったのか!病院コンセントの色の違い」という記事を、2023年6月18日の「#今日の注目記事」に選んでいただきました。 そもそも、なぜこの記事が「バズった」と判断しているかというと… 公開後1週間で、当社アカウントの平均PV数の約60倍となるPV数を記録したからです

      • 手術室の要、手術台

        手術を受けるとき、多くの患者さんは歩いて手術室に入ります。 そして、自らベッドに横たわります。 手術室には沢山の医療機器や設備がありますが、今回はその中心にある手術室専用のベッドとも言える、手術台をご紹介します。 ▼医療機器や設備の記事はこちら 手術は横たわって受けるだけではない手術台は手術が行われているあいだ、患者さんを支え続けます。 これがなかなか大変なのです。 なぜかというと、最近の手術室は「コンバーチブル」や「汎用性の高い」といったキーワードで語られるように、一

        • 【イベント案内】医療デザインで、世界を照らそう。医療の明るい未来を描く“医療デザインサミット2023”開催のお知らせ

          医療環境のつくり手である私たちにとって、デザインの力を信じ医療に活用することは、より良い医療環境をつくるうえで欠かすことができない視点です。 この視点をさらに広げ、医療課題をデザインで解決していく社会を目指し活動する「日本医療デザインセンター」が、医療の未来を明るく描くイベントを開催します。 「医療デザインサミット2023 LiGHT UP! 医療デザインで世界を照らそう」 イベントの趣旨に私たちも共感し、特別協賛しております。ぜひ奮ってご参加ください! 【特設サイト

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          病院にあるシャットオフバルブってなに?

          コレ何だか知っていますか? ナースステーションや廊下、手術室廊下の壁に設置してあるコレ、何だか知っていますか?  病院の各階、各病棟など診療エリアごとに医療ガスの供給を止めることができる区域遮断弁です。製品名称を「シャットオフバルブ」と言います。 エリアごとに医療ガスの供給を遮断できます。 メンテナンス時または、災害などの非常時にガスを区域ごとに遮断するために設置するバルブです。化粧枠にはバルブが制御する区域を表示します。プレートを開け、赤いレバーを手前に引けばその区

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          noteを負担なく続けるポイントを紹介!~note開設1周年 番外編~

          noteを運営するのって、まさに“継続は力なり”。 記事のネタや執筆に頭を悩ませている企業担当者の方も多いのではないでしょうか? そんな法人note運営担当者に向けて、当社なりのnote運営ポイントや工夫をお伝えします。 noteを続けて気づいたこと私たちは2023年9月でnote開設1周年を迎えました。 1年間noteを運営してみて、コンテンツのつくり方や運営のあり方について、気付いたことがあります。 届けるコンテンツは、読者のニーズと私たちの思いの“ちょうどいい落とし

          noteを負担なく続けるポイントを紹介!~note開設1周年 番外編~

          お客様の声から生まれた、課題をW解決する“フロースタビライト”

          セントラルユニが病院づくりをする中で、お客様からご要望やフィードバックをいただくことがあります。 いただいた貴重なご意見から、私たちはさらに良いサービスを提供できるように努めています。 今回はそんなお客様の声から生まれた製品についてご紹介します。 お客様からのご要望 セントラルユニの仕事のひとつは、手術室の治療環境をつくることです。 以前、このような要望をお客様よりいただきました。 「手術台の上に照明がなく、暗いから照度を上げたい。」 「内視鏡手術などで無影灯を使わない

          お客様の声から生まれた、課題をW解決する“フロースタビライト”

          経営理念「人間尊重」とは?そのルーツに迫る!

          2023年9月26日、当社は創業72周年を迎えました。 日頃よりご愛顧いただいているお客様をはじめ、取引先の皆様に感謝申し上げます。 当社は経営理念に「人間尊重・価値創造型企業」を掲げています。 特に「人間尊重」については、人と接する上で社内で重要視されている言葉です。 周年を記念し、「人間尊重」のルーツに迫ります。 1971年から続く社内報にヒントがあった「人間尊重」というキーワードは「創業から変わらない経営理念だ」と社内では伝え聞くものの、明確に「こうだ」と示された

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          note開設1周年のふりかえりと今後への意気込み

          セントラルユニ公式noteを開設して、1年が経ちました。 日頃からセントラルユニ公式noteを読んでいただいている皆さん、ありがとうございます! 1周年を記念して、 1年間のふりかえりと、今後目指している姿をお伝えします。いつも読んでいただいている方をはじめ、法人noteを運営している方々にも何か参考になる記事になれば、幸いです。 目的は、より多くの方にセントラルユニを知ってもらうことそもそも、私たちは「セントラルユニをより多くの方に知ってもらいたい」とnoteをはじめま

          note開設1周年のふりかえりと今後への意気込み

          病院づくりはどう進む?フェーズ3実施設計からフェーズ4着工・施工、フェーズ5開院までを解説

          病院づくりの流れと、各フェーズで医療従事者の皆さんに気にしてほしいポイントをお伝えする本連載。これまで基本構想・計画、基本設計と2つのフェーズについてお伝えしてきました。 今回はそれ以降のフェーズをまとめてご紹介します。 ※本記事はヴェクソン医療看護出版の書籍「スタッフを支えるICUの環境とデザイン」に寄稿した内容を一部改変して執筆しております。 フェーズ3 実施設計医療環境を決定づけるフェーズ 実施設計のフェーズでは、部門配置や部門内の部屋割りなど、おおよそ決められ

          病院づくりはどう進む?フェーズ3実施設計からフェーズ4着工・施工、フェーズ5開院までを解説

          病院づくりはどう進む?フェーズ2 基本設計 で決めること

          病院づくりの流れと、各フェーズで医療従事者の皆さんに気にしてほしいポイントをお伝えする本連載。前回は、フェーズ1基本構想・設計についてお届けしました。今回はフェーズ2 基本設計 について深堀りしていきます。 ※本記事はヴェクソン医療看護出版の書籍「スタッフを支えるICUの環境とデザイン」に寄稿した内容を一部改変して執筆しております。 建物の構成や病院全体を具体的に描くフェーズ基本設計では、基本構想・計画の内容をもとに建物の構成を具体的に描いていきます。 建物全体の骨格と

          病院づくりはどう進む?フェーズ2 基本設計 で決めること

          病院づくりはどう進む?フェーズ1基本構想・計画で決めること

          「病院づくりはどう進む?全体の流れについて解説!」で病院建築は大きく5つのフェーズに分かれて進んでいくことをご紹介しました。 今回は、1つ目のフェーズ「基本構想・計画」について深掘りしていきます。 ※本記事はヴェクソン医療看護出版の書籍「スタッフを支えるICUの環境とデザイン」に寄稿した内容を一部改変して執筆しております。 病院建築計画の大きな枠組みを決めるこれから病院が目指していく「なりたい姿」を考え、病院建築計画の大きな枠組みを決めることが基本構想・計画です。 病院の

          病院づくりはどう進む?フェーズ1基本構想・計画で決めること

          影ができないって本当?無影灯のしくみ

          手術中に術部を明るく照らす、天井から下がっている医療用照明。それが「無影灯」と呼ばれていることをご存知でしょうか。 無影灯は医療機器として定められており、名前の通り影によって手元が暗くならないような工夫がされています。 影ができないって本当?無影灯のしくみ 「影が無い」と書きますが完全になくなるわけではなく、厳密には「影をできるだけ薄くした」照明器具です。 手の真上から光が当たると当然手の下には影ができます(左図)。しかし、いろいろな角度から光を当てることで影を薄くするこ

          影ができないって本当?無影灯のしくみ

          病院づくりはどう進む?全体の流れについて解説!

          新しく建った病院で、医療スタッフからこんな言葉をかけられたことがあります。 本来なら、使いやすくなっているはずの新しい環境で、なぜこんな言葉が出てしまったのでしょうか。 それは、「病院を建てる」という複雑な建築プロセスにおいて、関わる医療従事者がどのタイミングで何を決めればいいのか、流れや進め方を十分に把握できないまま、計画に参加せざるを得ない状況に一因があります。 これから病院の建て替えや増改築を控えている医療関係者に向けて、病院建築計画の大まかな流れや進め方のポイン

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          納得できる医療環境づくり 亀田総合病院様

          わたしたちは、医療環境をつくるうえで、病院を「つかう人」である医療スタッフや患者さん、ご家族の意見を大切にしています。そんな「つかう人」の声を反映し、環境づくりを行ったのが、亀田総合病院様です。 亀田総合病院様では、手術件数の増加と手術支援ロボットの導入決定によって、手術室の増設計画が始まりました。 計画のプロジェクトリーダーで、「つかう人」ながら「つくる人に」なってくださった、周術期管理副センター長山本様のお話から、その取り組みをご紹介します。 お客様の声本工事に臨む際

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          そうだったのか! 病院コンセントの色の違い

          病院設備のコンセントの色の違いには意味がある、とご存知でしょうか? 「何となく聞いたことがあるような気がする。」 「色が違うことは気が付いているけど、よくわからない……。」 という方がほとんどではないかと思います。 そんな方に向けて、病院で使われる特殊なコンセントの色の違いをわかりやすく解説します。 病院のコンセントはJISで定められている 医用電気機器などを安全に使用するため、病院、診療所に設置する電気設備は、日本産業規格(JIS=Japanese Industrial

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