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簡易陰圧装置とは?病院の感染症対策に役立つアイテムを紹介

コロナ禍によって病院関係者以外でも「感染症対策」という言葉は身近になりました。その一方で、病院はより高度な「感染症対策」を行っています。病院設備の感染症対策において必須アイテムである、簡易陰圧装置についてご紹介します 。

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陰圧装置とは

陰圧装置は、部屋の内部の気圧を建物の外部よりも低く保つための装置です。病室内に設置し、建物の他のエリアから病室内に空気を引き込むことで病原体の拡散を防止します。

陰圧装置には強制的に建物外へ排気する気流を作ると同時に、適切な病室内圧を維持する機能があります。また、排気時は内蔵のHEPAフィルタによって病原体を除去し、清浄化した空気を建物外に排出します。

大規模工事が不要!簡易陰圧装置は2パターン

簡易陰圧装置とは、通常必要となる大規模な工事を伴わず簡易的に空間を陰圧化できる製品です。比較的工期が短く、低コストで設置することが可能です。おもに、床置き型と天井設置型に分類されます。

1、床置き型

感染症病室の陰圧化の仕組み(床置き簡易陰圧装置の場合)
床置き型 簡易陰圧装置

床置き型の特長は「1日程度のダクト工事で設置ができる」ことです。
ただし、窓などの開口部が必要です。

2、天井設置型

感染症病室の陰圧化の仕組み(天井カセット簡易陰圧装置の場合)
天井設置型 簡易陰圧装置

天井設置型は、病室リノベーション向きです。天井に隠れるタイプになるため、部屋のスペースを有効に使えます。

簡易陰圧装置の耐用年数はおよそ5年

装置そのものは5年が目安ですが、性能を維持するには定期的に本体およびフィルター類の点検・交換が必要です。

点検の目安

病院の感染症対策に必要なゾーニング

病院の感染症対策において基本的な考え方となるのが、清潔区域と汚染区域を分けるゾーニングです。

ゾーニングには空気の流れをコントロールすることも含まれています。圧力の高い方(陽圧)から低い方(陰圧)へ流れる空気の気圧差を利用して風の動きを調整し、各部屋を適切な状態に維持します。気圧差をつくりだすのに必要なのが今回ご紹介した陰圧装置です。

セントラルユニでは、簡易陰圧装置の販売、設置工事だけでなく、感染症対策のために個室や前室を作るためのリフォームも含めてトータルにお手伝いしております。

病棟・病室のリフォームや陰圧装置など、まるごとおまかせ!

2024年4月より、新興感染症対応力強化事業が創設されました。  

新興感染症が発生した際に速やかに対応できるよう、都道府県と医療措置協定を締結する医療機関に対して、感染対策を目的とした施設・設備整備を補助する制度です。  

▼事業の詳細はこちら

厚生労働省によると、国として148億円の予算がついており、具体的には以下の内容が補助対象となっています。  

・ 感染患者を受け入れるための個室病床の整備  
・簡易陰圧装置や検査機器などの設備整備  
・個人防護具の保管施設整備  

出典:令和6年度 予算案の概要(厚生労働省医政局)
改正感染症法に基づく医療措置協定 について(報告)

本記事で紹介した簡易陰圧装置の設置も補助対象になることがあります。
都道府県によって補助条件や申請期日が異なりますので、詳細は都道府県のホームページを参照ください。

セントラルユニでは簡易陰圧装置をはじめとした感染症対策製品を取り扱っております。新興感染症対応力強化事業の対象医療機関の方で「どのように進めていいのか分からない」という方は、ぜひ当社までご相談ください。  


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