運営2年間で成功した施策を紹介!2周年のふりかえりと今後の方針をお届けします
いつもセントラルユニのnoteを読んでいただきありがとうございます。
おかげさまで、note運営を始めてまる2年が経ちました。
2年という節目に、改めて私たちがnoteで何を伝えていきたいのかを見直しました。 これまでのnote運営のふりかえりと、今後の方針をお伝えします。
法人note運営担当者にとってお役立ち情報になるよう、note運営のポイントも散りばめました。最後まで読んでいただけると嬉しいです!
2年間をふりかえると、試行錯誤の連続
ふりかえると、あっという間の2年間でした。
1年目は記事を滞りなく予定通りに届けることに必死で、記事の質や設計、企画内容にこだわりをもつようになったのは、1年目の終わりからでした。
今思うと「遅っっ!」ともいえるスピード感ですね。苦笑
noteを始めた当初の記事づくりや導線設計、社内への巻き込みがいかに未熟だったかが分かります…。
反省は尽きませんが、2年目に取り組んだ施策でうまくいったこと、逆にあまり効果がなかったことを紹介します。
定量的に効果があったこと:サーチコンソールの設定によるPV増
noteproの機能では、Googleサーチコンソールを設定することができます。
1年目を迎える少し前から、流入が多いキーワードをチェックし、そのキーワードをつかった記事づくりを意識的に行いました。
その結果、サーチコンソールのキーワードを意識した記事と、そうではない記事とでPV数に大きな変化がでました。
なんと、無影灯の記事は2024年9月現在、googleで「無影灯」と検索すると1番目に表示されます。
最初は検索順位も下の方でしたが、数か月ごとに順位をじわじわと上げていきました。
キーワードに合わせた記事設計を行い、検索ニーズにミートするとgoogleの評価が上がるという効果が分かりました。
実は、以前note社の方から「noteはSEO対策に力をいれている」というお話を伺いました。
結果論にはなりますが、サーチコンソールを活用してnoteでSEOも含めたキーワードの導線設計を行うと、相乗効果でより読まれやすくなるのかもしれません。
PV数を伸ばしたいという企業担当の方は、サーチコンソールの設定を試されてみてはいかがでしょうか。
定性的に効果があったこと:キャリア採用社員が、入社前にnoteを読んでくれた
ありがたいことに、「入社前にnoteを読んだ」というキャリア採用の社員が複数名いました。
WEBで得られる情報はとっておこうというスタンスでnoteを読み、入社前の情報収集に役立ったという声をもらいました。
採用広報を目的としていなかっただけに、この声をもらったときはとても嬉しかったです…!!
同時に、一般の方にも分かりやすく届けることが、採用面でも効果を発揮する、ということが分かった瞬間でもありました。
あまり効果がなかったこと:メールの署名欄
試したところ、あまり効果がなかったのはメールの署名欄です。
エンドユーザーに読んでもらうべく、営業社員のメール署名欄にnoteのURLを追加してもらいました。
しかし、クリック率は増えず…という結果になりました。泣
ただし、これはあくまで私たちの場合です。
クリエイターページのURLだけではなく読んでほしい記事のURLをつける、クリックしてもらいやすいよう署名欄を工夫するなど、もっと効果的な届け方もあったと思います。
メール署名欄の効果は、業種や職種によっても変わるのかもしれません。
文章を届けるうえで、気を付けてきたこと
ここからは、記事づくりをするうえで気を付けてきたことをお伝えします。
2年間のなかで心掛けてきたのは「分かりやすい言葉で伝えること」です。
なぜなら、私たちの事業や製品は、一般の方に馴染みがないものばかりだからです。
突然ですが、あなたはキーワードを思い浮かべるだけで「知らないけど難しそう…」と思う言葉はありますか?
私の場合は、WEBマーケティングの専門用語がそうでした(note担当としては恥ずかしい限りですが……苦笑)。
私にとってのWEBマーケ専門用語がそうであったように、一般の方にとっては、医療や医療建築の専門用語が「難しそう」「専門的で分かりにくそう」という印象を与えているのではないでしょうか。
社内や業界では当たり前でも、読者にとっては「知らない」という前提をもち、誰が読んでも分かるような記事を届けることを意識してきました。
ポイントは2つです。
専門用語はなるべく使わず、平易な言葉に翻訳する
OP室(オペ室)、BCR、ICU、NICU…。
これらの言葉はすべて、病院の部屋の略称です。
医療に関わる方にとっては周知の用語です。しかし、それ以外の方にとっては、用語の意味に加えて「そもそも部屋がどのような役割を果たすのか分からない」という状態ではないでしょうか。
こうした用語は読者にとって初めて聞くものだと捉え、なるべく平易な言葉に置き換えるようにしています。
また、用語の意味だけではどんなものかイメージしづらいことも多いため、役割(今回の例の場合は部屋の用途)も合わせて解説するようにしています。
図解する
言葉だけでは解説が難しい、もしくは意図が伝わりづらそうなときは、図やイラストを挿入するようにしています。noteの引用機能が見やすいため、説明や補足としてよくつかっています。
▼ この辺りの記事が図解や補足説明が多いです ▼
今後は、運営目的をブランディングに集中。社員コンテンツも拡充
ここからは、今後の方針についてお話します。
noteの目的を、ブランディングに一本化
今までは、私たちのエンドユーザーである医療従事者の皆さんに向けたお役立ち情報に比重を置いた記事づくりをしてきました。
しかし、2年間運営してきて、残念ながらエンドユーザーに直結するセールスの問い合わせには結びつけられませんでした。
さらに、noteでは翌日の会話に使えるような、「誰かに話したい」と思える豆知識的な記事が話題になりやすいことを勘案し、潜在層に対して会社の魅力を伝えるブランディング記事に軸足をおこうという結論に行きつきました。
同時に、セールスを目的とした問い合わせを増やす施策は別で検討することにしました。具体的には、医療従事者向けの専門的なオウンドメディアを立ち上げます。
オウンドメディアでは、ターゲットを明確に医療従事者に設定し、手術にまつわる悩みを解決するお役立ち情報の発信を予定しています。
準備ができたらnoteでも告知させていただきますね!
これからのnoteでお伝えしたいこと
会社のことをもっと知ってもらうには、事業内容や製品をかみ砕いて伝えることも大事ですが、何よりも活躍する社員を知ってもらうことが、セントラルユニらしさを一番伝えられるのではないかと考えています。
今後は、社員インタビュー記事や社内の取り組み紹介など、一般の方はもちろん、社員が読んでも面白いと思ってもらえるコンテンツづくりに力をいれていきます。
入社前のキャリア採用社員が読んでくれていたことも考慮し、採用候補者をターゲットにした記事も拡充していく予定です。
一人でも多くの方にセントラルユニという会社を知ってもらえるよう、今後もコンテンツをつくっていきます。
これからのセントラルユニnoteに、ぜひご期待ください!