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noteを負担なく続けるポイントを紹介!~note開設1周年 番外編~

noteを運営するのって、まさに“継続は力なり”。
記事のネタや執筆に頭を悩ませている企業担当者の方も多いのではないでしょうか?
そんな法人note運営担当者に向けて、当社なりのnote運営ポイントや工夫をお伝えします。


noteを続けて気づいたこと

私たちは2023年9月でnote開設1周年を迎えました。
1年間noteを運営してみて、コンテンツのつくり方や運営のあり方について、気付いたことがあります。

届けるコンテンツは、読者のニーズと私たちの思いの“ちょうどいい落とし所”を探す

当たり前ですが、私たちの思いばかりを伝えても読者に響く記事にはなりません。
読者が「読みたい」と思う内容と、私たちが伝えたい「思い」、双方がちょうどいい落とし所にハマった時に、読んで「面白い」「役に立つ」と思ってもらえる記事になるのだと思います。

コンテンツは読者と発信者の双方向の要求を満たすことが理想的

かくいう当社も、伝えたい“思い”が先行しがちなところがあります。苦笑
そもそも、当社が扱う製品や事業領域は、医療業界の中でもかなりニッチです。それゆえ、分かりやすく理解してもらうための説明が多くなってしまったり、思いを込めることで長文になってしまったり、読者が読みたい情報を提供できているのだろうか?と不安に思うことがたくさんあります。

そんな当社でも、たくさん読んでもらえた=「読者に響いた」といえる記事があります。それが、こちらの記事です。

内容は病院にあるコンセントの色の違いを解説する記事なのですが、なぜこんなに読んでいただくことができたのでしょうか。

結論から言うと、前述の「ちょうどいいところ」にうまくハマったからではないかと考えています。
自社製品に関する悩みを解決したいという”私たちの思い”と、医療者にとって共感しやすい”あるある”のネタ=”読者のニーズが高い内容だった”ことで、こんなにも多くの方に反応をいただける結果になったのでは、と分析しています。

さらに、医療分野の中でも、コンセントという一般の方にも親和性が高い内容だったことで、知識が広がり「へぇ~」と思っていただけたのではないでしょうか。

継続して記事を出すのは大変だからこそ、型にはめすぎない運営を意識する

詳細は後述しますが、当社は4名体制でnoteを運営しています。
持ち回りで記事を執筆していますが、みな他の業務があるため期日通りに執筆を進めることが難しいことも、往々にしてあります。
振り返ると、noteを開設して間もない頃は、「スケジュール通りに執筆管理をしないと……!」と謎のプレッシャーを編集部内にかけていた気がします。笑

締め切りに追われる日々……

ですが、最近では公開日までに読者に届く内容で発信できるのであれば、それまでの過程は各個人が書きやすいやり方でいいのかな、と思っています。

もちろん、ある程度のルールは必要ですが、発信するネタを含めて、型にはめすぎず、のんびりとやっていくのが当社に合っているスタイルなのかな、と今は思っています。

【法人note運営の方へ】継続して記事を書くために当社でやっていること

当社アカウントの発信ペースは月2回です。noteの発信ペースとしては比較的のんびり屋さんですが、それでも継続して記事のネタを考えるのは大変だと感じています。
ありきたりなことが多いかもしれませんが、継続して記事を書き続けるために、どんなことに気を付けているのかを紹介します。

執筆は交代制にすることで、書く人の負担を減らす

セントラルユニnote編集部は、4名体制です。
年間で立てているスケジュールに合わせて、記事ごとに担当制をとっています。記事執筆の大まかな進め方は、以下の通りです。

0.(構成案提出にあたり必要なインタビューなどがあれば事前に実施)→
1. 発信2週間前の金曜日に構成案提出 →
2. 編集部内でチェックした内容を精査し執筆、見出し画像を製作 →
3. 1週間前を目安に関係部署に確認 →
4. 加筆・修正・確認を経て、公開

ただし、ほかの業務も担っている関係で、この通りにいかないことが多いです。苦笑
見出し画像の制作が間に合わずに前日になることも多々あります……。

発信する内容に合わせてスケジュールが前後することもありますし、その場合は1~2日の急ごしらえで記事を書くこともあります。
書き手の業務状況に合わせて、内容を変更する場合や、執筆できる余力がある別の書き手へと担当を代える場合もあります。
書き手にとって「書くこと」が苦痛にならないよう、なるべく臨機応変に対応することを心掛けています。

note記事になりそうなネタはストックしておく

編集部内で、普段の会話や話題において、noteの記事になりそう!というネタはメモしてストックしておき、次回以降のネタづくりに役立てています。

記事に使えそうなネタはストック&発散!

実際に以下の記事は、そうした会話の中から生まれました。

note発信に参考になる記事はシェアし合い、執筆のお手本にする

note記事に限らず、執筆をするうえで参考になりそうな記事や面白かった記事は、編集部内でシェアするようにしています。
「参考になりそう」と感じた理由と「こんな活用ができるかも?」というアイデアも一緒に投稿することで、ネタのストックにもなっています。

コミュニケーションツール「slack」を利用し、専用チャネルをつくり投稿

書き続けることは大変、だからこそ頑張りすぎないのがいいのかも

簡単ですが、noteを続けるうえでの当社なりのポイントをお伝えしました。
書き続けることは、簡単に見えて実は大変なことです。だからこそ、厳しいルールなどを設けるのではなく、書き手が負担なく続けられるような体制を整えていくことが、当社に合っているスタンスだと感じています。

今後も、編集の裏側に関する記事を時々お届けできたらと思っています。
この記事が、noteを運営する企業担当の方にとって、お役に立てばうれしいです。

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