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ブランドコンセプトのきっかけは、過去の社内報にあった

私たちは、2022年より「つかう人を、つくる人に」をブランドコンセプトに掲げています。
ブランドコンセプトはブランド(=企業)の価値を言語化したもの。
いわば、お客様に対してどんな価値を提供できるのかを伝えるメッセージでもあります。

2021年から1年間かけてコンセプトづくりをしてきましたが、意外にも、過去の社内報にキーワードのきっかけがありました。
ブランドコンセプトに込められた思いと、どんなプロセスでつくってきたのかをお届けします。


セントラルユニが考えるブランドコンセプトとは?

私たちが考えるブランドコンセプトには、お客様に届ける価値に加えて「自分たちが将来こうなりたい」という企業姿勢も含まれています。

お客様をはじめ、仲間である社員に共感してもらうことはもちろん、ちょっと暑苦しいかもしれませんが、必ず「こういう姿になるんだ」という姿勢が表現されています。

それを踏まえて、ブランドコンセプトとブランドステートメントを紹介します。

ブランドコンセプト「つかう人を、つくる人に ーUSER TO BE DESIGNERー」

私たちは医療設備メーカーとして、これまでたくさんの治療環境をつくってきました。
大切にしてきたのは「当事者意識」を持つこと。
治療に関わる人々の立場と視点で必要なことは何かを常に考えつづけました。

また、治療環境は一度つくったら終わりではありません。
さまざまな変化に合わせて、環境を常にデザインしつづける必要があるのです。
このデザインの連続を乗り越えるためには、つかう人自身が、果敢に変化へ対応しつづけることが必要です。
だから、私たちは自身が当事者意識を持つだけではなく、実際の当事者自身が治療環境をデザインしつづけられる、そんな仕組みをつくります。

つかう人をつくる人に。
当事者といっしょに何度でも変化に立ち向かう、
そんな泥臭い姿勢が私たちのポリシーであり、誇りです。

病院を「つかう」人たちと一緒に、病院を「つくり」たい

私たちが環境づくりをしている病院には、最適な医療を提供するために働く医療従事者や、それを享受する患者さん、付き添い・お見舞いでやってくる家族など、たくさんの人がいます。

そうした病院を「つかう」人たちと一緒に、利用者目線で病院を「つくる」ことがしたい。
当事者と一緒に環境をつくることが、理想の医療環境づくりにつながると考え、それを「価値」として提供していく。
それが、このブランドコンセプトに込められた願いです。

「つかう人を、つくる人に」には、治療環境は常に変化が求められるという前提のもと、治療に関わる人々が常に最適な治療環境をデザインし続けられる仕組みをつくっていく、という私たちの姿勢が表現されているのです。

きっかけは、過去の社内報から

私たちは2021年より、自社のブランディングに力を入れはじめました。
ブランディング施策のなかで最初に着手したのが「ブランドコンセプトづくり」でした。

お客様にインタビューを行い、社内では営業を中心にヒアリングをかけながら「お客様に届ける自社の価値」「お客様から見られたい姿」を言語化し、合わせて「将来のありたい姿」を整理していきました。

ミーティングのメモの様子

そして行き着いたのが「つかう人を、つくる人に」という言葉です。
実は、この言葉自体は数年前の社内報で、あるプロジェクトを表現するのに使ったものでした。

当時の表現方法は今と少し違いましたが、病院を「つかう」人たちと一緒に、利用者目線で病院を「つくる」ことがしたい、という思いは変わっていません。

「つかう人を、つくる人に」初出の社内報

セントラルユニといえば「つかう人を、つくる人に」と言ってもらえることを目指して

お客様に届ける価値と、自分たちが将来ありたい姿から生まれたブランドコンセプト「つかう人を、つくる人に」。

私たちが目指すブランディングは、「セントラルユニといえば『つかう人を、つくる人に』をしている会社だね」と社外の方に言ってもらえることです。

理想のブランディング実現を目指し、ブランドコンセプトを浸透させていきます。

▼「つかう人を、つくる人に」した事例 ▼


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