高いコミュニケーション力でお客様の課題解決に挑む設計者を紹介します
大学では建築を学び、設計志望で入社したのですが、実はお客様と話す営業の仕事にも興味があったのです!と明るく話す斉藤さんは、本業においてそのコミュニケーション力を活かしてお客様の課題解決を図る一方、社員発の企画を推進するなど好奇心旺盛なチャレンジャーです。そんな斉藤さんにセントラルユニの仕事の一端を伺いました。
病院のリノベーションの設計を担当
ー斉藤さんの現在の役割を教えてください。
ー私は設計・企画課に所属しており、主にリノベーション案件を担当しています。今年から施工チームと一緒になり、幅広いプロジェクトに取り組んでいます。お客様からの依頼に応じて、設計図の作成やプロジェクトの提案を行っています。
「なんで?」が無いOJT
ー設計という専門職でどのように上司から指導を受けましたか?
ー私の上司は、非常に熱心に指導してくれました。入社当初から、図面の書き方やプロジェクトの進め方など、基本的なことから細かい部分まで丁寧に教えてくれました。特に印象的だったのは、上司が「まず、全部教えるから、それから自分でやってみて」と言ってくれたことです。最初の一年目から多くのことを学び、実践する機会を与えてくれたおかげで、今の自分があると思います。
私の性格は「飽き性」なので、この指導法が合っていました。見て盗め!と言われてしまうと「何でそれをやらなければならないのか?」「なんで?」となんで?なんで?マンに変身してしまうのです。
最初に全部教えてもらっているので、そういうことが一切なく、出来るようになったことを次から次へと任されるので、考える間もなく技術を習得していく感覚で、これが私にとっては良かったです。
使命感
ー経験を積んだ現在、設計の業務のやりがいと難しさをどのように感じていますか?
ー設計業務には多くの難しさがあります。特にリノベーション案件では、既存の構造を活かしつつ新しい機能を追加する必要があり、そのバランスを取るのが非常に難しいです。
それでもやりがいを感じる理由は、設計の難しさを乗り越えた時の達成感が格別だからです。たとえば、お客様の要望に応じて、倉庫を診察室に変えるといった前例のない案件に取り組み、創造力を発揮して最適な解決策を見つけ出すことができた時には大きなやりがいを感じました。また、チームメンバーと協力してプロジェクトを成功させた時の喜びも大きいです。
自発的な取り組み
ー斉藤さんたちが中心になって学生アイデアコンペという新しい企画を始めましたが、大変ではありませんか?
ー学生アイデアコンペの企画は、本業とは異なるプロジェクトですが、気分転換にもなり、新しい視点を得ることができました。確かに大変な部分もありますが、同期の福永さんと一緒に取り組んだことで、チームワークの重要性を再認識しました。お互いに助け合いながら進めることで、困難を乗り越えることができました。
このプロジェクトを通じて、私は新しい挑戦を楽しむことができました。新しいアイデアを形にする過程で、多くの学びがありましたし、何よりも自分自身の成長を感じることができました。
未来に向けて
ーこれからのセントラルユニの中でどんな役割を担っていきたいですか?
ー私は、設計だけでなく出来ることの「幅」を広げていきたいと考えています。新しい知識を吸収し続けながら、幅広く仕事ができるようになりたいです。そして、現在進めている学生アイデアコンペのような新しいプロジェクトにも積極的に取り組み、セントラルユニの発展に貢献したいと考えています。
また、ここ数年で工事技術部で活躍する女性が増えています。個人的にはまだまだ増えてほしいと思っているので、私自身が女性の設計職の先駆者として、セントラルユニでの役割を果たしていきたいです。
ー斉藤さん、ありがとうございました。
笑顔のなかに意志の強さを秘めた斉藤さんの今後の活躍が楽しみです。最後までお読みいただきありがとうございました。