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縁の下の力持ち!治療環境を改善するシーリングサプライユニット

医療における主役は患者さんと医療従事者ですが、主役を支えるためにたくさんの人や環境が存在します。
今回は数ある名脇役の中でも、手術のような高度な処置が必要な患者さんへの医療を支える「シーリングサプライユニット」を紹介します。

手術室やICUでの高度な治療

手術室やICU(集中治療室)など、重篤な患者さんの治療空間における大きな特徴の一つは、使用する機器の多さです。
麻酔器、電気メス、人工呼吸器、輸液ポンプなど、治療や生命維持のためにたくさんの医療機器が使われます。手術台やICUベッドも電気で動かしていますし、生体情報を表示させるためのモニターも必要です。

さらに、たくさんの人が関わる手術室やICUでは人の出入りが頻繁に発生します。そのような中でたくさんのコードが床に散乱していたらどうでしょうか。機器の移動も大変ですし、何より転倒の危険があります。

このような環境をサポートするのが、天井からエネルギー供給を可能にする「シーリングサプライユニット」です。
 
シーリングサプライユニットは、医療ガスや電源などのエネルギーを天井面から供給するための設備です。機器と壁の間にコードが這うことなく、必要な位置に移動させ、処置に集中できる空間をつくることが可能です。

主役に合わせたサポートを

手術室の中には心臓血管外科専用、眼科専用などの特別な手術室もありますが、多くの手術室ではさまざまな診療科のさまざまな手術が行われます。
つまり、同じ手術室でも患者さんによって使われ方が異なるということです。
使用する機器やスタッフの人数、手術する部位によってスタッフの位置も変わります。
 
部屋の模様替えで悩まされたことがある方は想像しやすいかもしれませんが、使いやすいレイアウトのためにはコンセントの位置が重要ですよね。
また、「もう少し物が置けたらいいのに」「高さを変えたい」といった要望は医療の場でも“あるある”です。
 
簡単にレイアウトの調整ができたり、シーンに合わせて用途を変えたりできるシーリングサプライユニットは、まさに高度な医療の現場において名脇役なのです。

私たちもまた、医療を支える者として

このような設備が有効に使われるためには、病院がどのような運用をされているのかをよく理解し、適切にカスタマイズされることが大切です。
そのため、私たちはヒアリングを重ね、病院の運用に寄り添ったご提案をするよう心がけています。
安全で効率的な手術室づくりについて一緒に考えてみませんか?

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